政策提言
活力ある健康長寿社会を支える社会保障のあり方
―コロナ禍を経て、今改めて考えるー
2020年度 受益と負担のあり方委員会
委員長 根岸 秋男
(明治安田生命保険 取締役会長)
委員長 本山 博史
(みずほリース 常任顧問)
委員長 根岸 秋男
(明治安田生命保険 取締役会長)
委員長 本山 博史
(みずほリース 常任顧問)
はじめに
- 社会保障制度の変遷とさらなる改革の必要性
- 社会保障をとりまく環境の変化
- 現行制度の収支構造と社会の活力の低下
- 現行制度を維持した場合の将来像
- 人生100年時代を支える社会保障のあり方
- 不断の見直しに向けた社会保障制度の簡素化と透明性向上
- デジタル技術とデータ利活用の徹底
- 「世帯」から「個人」への転換
- 利用者(受益者)負担の徹底
- 健康増進の徹底
- 健康な高齢者の就労を促す制度への見直し
- マイナンバーとデジタル技術の徹底活用による給付の最適化と負担の公平化
- PHRの整備を通じた的確で効率的なサービス提供
- 経済状況の把握を通じた負担の公平化と給付の効率化・迅速化
- デジタル庁の創設を契機とした社会保障にかかるコストの削減
- 受益と負担のリバランスを通じた社会の活力と制度の持続性向上
- 公的保険の給付範囲の適正化を通じた企業と勤労者の活力創出
- 高齢者や女性の就労を抑制している各種制度の見直し
- マクロ経済スライドの名目下限の撤廃と拠出期間の延長、支給開始年齢引き上げに向けた年金制度改革議論の開始
- 健康増進や高齢者雇用の取り組みを促すインセンティブの強化
- 民間の創意工夫を促す規制の見直し
- リスク分散機能と所得再分配機能の再整理
- 少子化対策の実効性向上に向けた税と企業の役割
- 改革を実現するための仕組みづくり
- 際限のない負担増を抑制する医療・介護のサーキットブレーカーの導入
- 受益と負担のリバランスにかかる議論の場の早期設置
- 独立財政機関(IFI)による国民への情報提供と社会保障改革の進捗の監視
おわりに
Appendix
2020年度受益と負担のあり方委員会 活動実績
2020年度受益と負担のあり方委員会 委員名簿
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広報誌『経済同友』委員長インタビュー記事(2021年8-9月号)
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以上