第2回「ライシナ東京」を共催
2024年3月以来、2回目となる日印国際ラウンドテーブル「ライシナ東京」を
株式会社国際協力銀行、Observer Research Foundation(ORF)と共催
経済同友会は、5月22日から23日にかけ、東京都内にて2回目となる国際ラウンドテーブル「ライシナ東京」を株式会社国際協力銀行(JBIC)及びインド有数のシンクタンクObserver Research Foundation(ORF)と共催しました。 本会会員を含む日印及びインド太平洋地域の有識者100名以上参加し、地経学、ディープテック、循環型経済、地方自治体間協力、食料安全保障、グリーントトランスフォーメーション、防衛協力といった様々なテーマについて、活発な議論が行われました。
5月22日 開会式
新浪剛史代表幹事は、5月22日、ライシナ東京の開会式において共催者として挨拶を行い、昨年(第1回ライシナ東京 2024年3月6-7日開催)に続き2回目となる「ライシナ東京」の開催を歓迎するとともに、3月に実施した代表幹事インドミッションに言及した上で、中小企業を含む日本企業のインド訪問・進出を促していきたいことやQUAD(日米豪印)の連携を進めていくべき旨述べました。
開会式では、前田匡史JBIC取締役会長(経済同友会インド委員会委員長)、サミール・サランORF総裁が共催者として開会挨拶を行ったほか、菅義偉元内閣総理大臣(日印協会会長)、大串正樹経済産業副大臣、ヴィクラム・ミスリ印外務次官、QUAD諸国の駐日大使等が来賓挨拶を行いました。また、岩屋毅外務大臣からビデオメッセージが寄せられました。
- 開会挨拶を行う新浪代表幹事
- 前田JBIC取締役会長(経済同友会インド委員会委員長)による開会挨拶
- 菅元総理(日印協会会長)による来賓挨拶
- ミスリ印外務次官による来賓挨拶
5月23日 ラウンドテーブル
5月23日には、地経学、ディープテック、循環型経済、地方自治体間協力、食料安全保障、グリーントトランスフォーメーション、防衛協力といった様々なテーマの下でラウンドテーブルディスカッションが行われました。
新浪代表幹事は、冒頭に行われたインド太平洋地域の地経学に関するセッションに、トニー・アボット元豪州首相、前田JBIC取締役会長およびサミール・サランORF総裁と共に登壇し、米国の関税政策による世界への影響やグローバル化による富の再分配機能の不全に対処する必要性、多国間の経済枠組みの重要性等について述べました。
なお、ラウンドテーブルには森山裕自由民主党幹事長、齋藤健前経済産業大臣、セター・タウィーシン前タイ首相、鈴木康友静岡県知事、木原稔前防衛大臣らも登壇しました(氏名は登壇順)。
- インド太平洋の地経学セッションに登壇する新浪代表幹事(右から2人目)
- ラウンドテーブルの様子