令和4年度専門高校生徒の研究文・作文コンクール 入選作品決定
研究文3編、作文3編を「経済同友会賞」として顕彰
2023年1月11日
2017年度より「みんなで描くみんなの未来プロジェクト」の一環として開始した、産業教育振興中央会との共催事業である「専門高校生徒の研究文・作文コンクール」を令和4年度も実施しました。
この度、研究文44編、作文297編の応募作品のうち、本会会員からなる審査委員会(委員長:経済同友会 学校と経営者の交流活動推進委員会委員長 林礼子)の審査を経て、経済同友会賞として研究文3編、作文3編を選出しました。
「令和4年度専門高校生徒の研究文・作文コンクール」経済同友会賞授賞作品
研究文の部
「わたしたちの「そさえてぃ5.0」」
熊本県立水俣高等学校 機械科
3年 鬼塚 虹渡さん 佐竹 豊竜さん、飯塚 悠斗さん、告 奎佑さん、山岡 新さん、米村 翔和さん
「在宅就労に向けた考察」
愛知県立港特別支援学校 高等部商業科
3年 近藤 将一郎さん
「入力姿勢の改善 ~検定合格を目指して~」
愛知県立港特別支援学校 高等部商業科
2年 木村 優那さん
作文の部
「思いに寄り添い 心に触れる」
愛知県立桃陵高等学校 衛生看護科
3年 今村 紗也佳さん
「我が家の経営戦略」
群馬県立勢多農林高等学校 動物科学科
3年 阿久澤 諒河さん
「消費者との距離が近い肥育農家 ~レストランを架け橋に~」
大阪府立農芸高等学校 資源動物科
3年 豊岡 然さん
コンクール実施概要
主催
公益財団法人産業教育振興中央会/公益社団法人経済同友会
本コンクールは、1982年から産業教育振興中央会が主催し、実施されてきた歴史のある事業です。産業教育振興中央会からは別途、研究文8編(最優秀賞1編・優秀賞3編・佳作4編)、作文9編(最優秀賞1編・優秀賞2編・佳作6編)が、入選作品として決定しています。
開催の背景
経済同友会はこれまで、学校と経営者の交流活動や震災復興プログラムなどで、教育や将来の産業を担う若者の支援をしてきました。
本コンクールは、専門高校生徒の研究や学習成果に対して経済界からエールを送り、広く社会の関心を高めることを目的として、産業教育振興中央会と共催で実施しており、今年度で6回目を迎えます。
産業教育振興中央会の会長は、経済同友会・元副代表幹事の浦野光人氏、同理事長は、学校と経営者の交流活動推進委員会・元委員長の杉江和男氏が務めています。
応募対象
専門教育を主とする学科(専攻科を除く。総合学科を含む)に在籍する高等学校の生徒
審査過程
全国から応募のあった研究文44編、作文297編のうち事前審査を通過した作品を、経済同友会審査委員会にて、(1)妥当性、(2)論理性、(3)独創性、(4)説得力、(5)将来性の視点から審査しました。
審査委員会
審査委員長 | 林 礼子 | 学校と経営者の交流活動推進委員会 委員長 (BofA証券株式会社 取締役 副社長) |
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審査委員 | 石渡 明美 |
学校と経営者の交流活動推進委員会 副委員長 (花王株式会社 特命フェロー) |
渡部 一文 |
学校と経営者の交流活動推進委員会 副委員長 (アマゾンジャパン合同会社 バイスプレジデント) |
産業教育振興中央会選出の作品を合わせ、本コンクールにおけるすべての入選作品は『'翔'第32集 専門高校生徒意見・体験発表文、研究文・作文集』(産業教育振興中央会より2023年1月末に発行予定)に掲載いたします。