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野田首相によるTPP交渉参加に向けた決断を歓迎する

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 長谷川 閑史

  1. 民主党内での十分な議論を経て、政治的に非常に困難な状況のなかで、本日、野田首相がTPP交渉参加に向けて大きな決断をされたことに敬意を表したい。これは、国内外に対して、国を開き、世界とともに成長・発展していくという明確な意志の表明であり、APECにおける関係各国との協議を経て交渉参加を確かなものとすることを強く期待する。
  2. 今回の決断を受け、TPP交渉に参加すれば、これまでの全分野の詳細を正確に把握し、ルールづくりに主体的に関与することが可能になる。交渉過程においては、慎重派が不安視している事項の懸念払拭に努め、国益の最大化を実現していただきたい。
  3. また、日EU・EIA、日中韓FTAなどを同時並行的に推進し、さらにFTAAPへの道筋をつけていく上でも、今回の決断は極めて重要である。
    これらの経済連携については、政府・与党が一体となって取り組み、国民への説明責任を十分に果たし、早期実現することを期待する。
  4. 特に農業に関しては、将来を展望しにくいため、交渉参加に反対する関係者も多い。我々は農業界と産業界が対立するのではなく、明確な農業成長戦略を描き、WIN - WINの関係を築いていく必要があると考えている。
    具体的には、(1)十分な経過措置を講じること、(2)6次産業化を支援する官民ファンドを創設すること、(3)担い手の育成のために企業が貢献することなど、早急に取り組んでいかなければならない。

以上


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