代表幹事の発言

第2次菅改造内閣の発足にあたって

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 桜井 正光
  1. 本日、第2次菅改造内閣が発足した。わが国が直面する諸課題の解決に向けて、自ら「最強の内閣」と呼ぶような組閣に取り組まれた、菅首相の意欲を評価したい。是非とも、活力のある「新しい日本の創生」に向けた、政策実行力のある内閣となることを期待したい。
  2. わが国はまさに再生か衰退かの分水嶺にあり、これ以上の解決の先延ばしは許されない。本年には、グローバル化と少子高齢化をチャンスに転じ克服できる新しい制度構築のために、「税制抜本改革」「社会保障制度改革」「平成の開国」などで大決断が求められる。菅首相の英断と実行を期待したい。
  3. そのためには菅首相の強力なリーダーシップが必要であり、国家戦略室の強化を基軸とし、政府・与党一体となった政権運営体制の再構築を求めたい。また、上記3つの重要課題については、超党派議員などによる協議により、国会運営の新しいあり方を国民視点で実現されることを望みたい。

以上

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