◆27 スポーツ・アート・コンテンツ産業
2026年5月 公益社団法人 経済同友会
| 位置づけ | ⑤ 産業構造の進化と産業創出 | 時間軸 | 中期 ~2030年「供給力の抜本的強化」 | 力 | 〈稼ぐ力〉 |
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提言のポイント
- スポーツホスピタリティ・DXを通じた収益拡大と経済成長への貢献
- 地域におけるスポーツの価値創造とガバナンス強化
- アート産業のエコシステム構築と経済的価値の創出
- コンテンツ産業の制作環境改善とビジネスモデルの高度化
課題認識
スポーツ施設のホスピタリティが国際水準に達しておらず収益機会を逸している。アニメ産業は市場規模3.3兆円に成長したが制作現場の労働環境は劣悪。
目指すべき方向
スポーツホスピタリティ・DXを通じた収益拡大を図り、アニメ等コンテンツ産業の制作環境改善とビジネスモデルの高度化を推進する。
具体的な施策
- スポーツホスピタリティの充実とDXによるファンエンゲージメント強化
- 地域スポーツの価値創造とガバナンス強化
- アート産業のエコシステム構築と市場活性化
- コンテンツ産業の制作環境改善と契約慣行の見直し
現状 2026年4月時点
Bリーグの新1部(B.PREMIER)発足に向けスイート・ラウンジ設置がクラブライセンス要件化。アニメ産業市場は3.3兆円で過去最高水準。制作環境改善に向けた具体的施策が実行段階に移行。
| 施策1 |
Bリーグでスイート・ラウンジ設置のライセンス要件化。DX支援事業も実施中(最大450万円)。 |
| 施策2 | スポーツ庁「スポーツ未来開拓会議」で戦略構想が進行中。 |
| 施策3 | 具体的な進捗は限定的。検討段階。 |
提言内容 詳細
1. スポーツホスピタリティ・DXを通じた収益拡大
- スポーツホスピタリティの充実
- スポーツDX(デジタル技術)の活用によるファンエンゲージメント強化と新たな収益源の創出
2. 地域スポーツの価値創造とガバナンス強化
- 地域におけるスポーツの価値創造基盤の構築とスポーツツーリズムの推進
- スポーツ団体のガバナンス強化(組織運営の透明性・健全性確保)
3. アート産業のエコシステム構築と経済的価値の創出
- アート市場の活性化(グローバル化対応)と流通基盤の整備(公的評価制度・税制の整備)
- アーティスト支援と文化的投資のインセンティブ設計
4. コンテンツ産業の制作環境改善
- 制作現場の労働環境改善に向けた契約慣行の見直し
- 生産性向上に向けたDXの推進とアニメーター等のクリエイター育成
5.コンテンツ産業のビジネスモデル高度化
- ビジネスプロデューサー主導の製作体制の確立
- ファンドを活用した製作資金調達の多様化と海外展開の推進
参照提言
- スポーツとアートの産業化委員会 「アート産業活性化に向けたエコシステムの構築(要点抜粋)」(2021年5月12日)
- スポーツ産業の活性化に向けて ――地域で支えるスポーツエコシステムの構築――(2023年3月23日)
- コンテンツ産業の持続可能な成長に向けて ~アニメ産業の制作現場の改革と競争力強化~(2025年4月14日)