2026年3月(第156回)景気定点観測アンケート調査結果
本会会員および各地経済同友会代表幹事を対象に、「2026 年3 月(第156 回)景気定点観測アンケート調査」を実施しました(調査期間:3 月23 日~3 月31 日)。
景気の現状や今後の見通し、企業業績、設備投資等の定点観測項目のほか、トピックスとして、継続的な賃上げ、設備投資の進捗、価格転嫁の状況を取り上げました。
調査結果のポイント
① 現状の景気判断指数は24.0 と、25 年12 月調査時(27.0)から低下した。26 年4~9 月の見通しは5.8 とさらに低下することが見込まれている。これは2021 年9 月調査の「3.7」以来の低水準で、個人消費の減少を見込む声が多い。
② 2026 年の賃上げは、「実施予定」が89.1%と、前年同期調査からほぼ横ばいとなった。また、「実施予定」企業の賃上げ率(年収ベース、見込)は、「5~6%未満」(27.2%)、「4~5%未満」(21.1%) 、「3~4%未満」(17.5%)、「2~3%未満」(11.4%)の順となり、各選択肢の中央値を取って加重平均すると(1%未満は0.5%、8%以上は8.5%と仮置き)、製造業、非製造業ともに4.69%となった。なお、1 年後のCPI コア前年比の見通しは、「2~3%未満」(47.8%)、「1~2%未満」(20.1%)、「3~4%未満」(17.9%)の順で、加重平均は2.89%となった。
③ 足元1 年程度の労務費上昇分の価格転嫁割合は、製造業では「2 割未満」(25.7%)、「全く転嫁できていない」(22.9%)、「5 割以上8 割未満」(17.1%)の順に、非製造業では「5 割以上8 割未満」(23.0%)、「8 割以上10 割未満」「2 割以上5 割未満」「2 割未満」「全く転嫁できていない」(13.8%)となり、加重平均は製造業34%、非製造業49%となった。