沖縄科学技術大学院大学（OIST）とシンポジウム共催

2024年3月24日

経済同友会は沖縄科学技術大学院大学（OIST）との交流を行っており、これまでも歴代代表幹事による現地視察などを重ねてきました。そうした活動の一環として、今回、新浪代表幹事をはじめとする幹部がOISTを訪問し、産学連携と沖縄振興の理解促進、企業との連携創出を目的にシンポジウムを共催しました。

開会にあたり新浪剛史代表幹事は、「日本は重要分野を早期に特定し資源を集中させ、基礎研究を強化すべき」と指摘。自国だけでなく世界各国の多様な頭脳とアイデアを集めることが必要であり、OISTはこのイニシアティブにおいて重要な役割を果たし、沖縄の地域社会にも貢献している、と述べました。

続くカリン・マルキデス学長による講演、膜生物学、量子情報科学の研究紹介の後、本会幹部・沖縄経済同友会幹部・ギル・グラノットマイヤー首席副学長によるパネルディスカッションを行い、「産学連携によるイノベーション」「沖縄振興」をテーマに、参加者約70人が課題や事例を共有しました。

最後に、マルキデス学長より「本日集ったビジネスリーダーたちと今後連携を深め、新しい共創のスタンダードを世界に示せるようになりたい」、新浪代表幹事より「イベント通じてOISTをサポートする必要性、沖縄経済同友会との協力について思いを新たにした。このイベントを毎年恒例のイベントにしたい」と閉会の挨拶がありました。

開催概要

開催日時：2024 年3 月24 日（日）12:50～17:00
会場：沖縄科学技術大学院大学（沖縄県国頭郡恩納村）
参加者：経済同友会、沖縄同友会、沖縄科学技術大学院大学（計約70人）

プログラム

開会

新浪剛史経済同友会代表幹事

講演・研究事例紹介

カリン・マルキデス　沖縄科学技術大学院大学学長
河野恵子沖縄科学技術大学院大学准教授（膜生物学ユニット）
根本香絵沖縄科学技術大学院大学教授（量子情報科学・技術ユニット）

パネルディスカッション

モデレータ

南部智一　経済同友会先端科学技術戦略検討委員会委員長（住友商事顧問）

パネリスト

本永浩之　沖縄経済同友会副代表幹事（沖縄電力取締役社長）
ギル・グラノットマイヤー氏　沖縄科学技術大学院大学　首席副学長技術開発イノベーション担当
間下直晃　経済同友会副代表幹事（ブイキューブ取締役会長グループCEO )

閉会

カリン・マルキデス沖縄科学技術大学院大学学長
新浪剛史経済同友会代表幹事

視察

キャンパス、ラボ