経済同友会による新型コロナウイルスワクチン職域接種について

経済同友会は、全国で多数の貸会議室を運営する株式会社ティーケーピー（以下、TKP）の全面的な協力を受け、本会会員所属企業の従業員およびその家族を対象に、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を実施することを決定しました。

本会では、5月11日の河野太郎 新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣との面談を受け、民間企業の協力によるワクチン接種加速への貢献について検討を進めてきました。
この度、本会会員（幹事）の河野貴輝TKP代表取締役社長の申し出により、同社のTKP新橋・市ヶ谷などの都内拠点をワクチン接種会場として無償で提供いただけることとなり、経済同友会の主導による職場接種を企画いたしました。本会会員およそ1,500名が所属する約1,000社のうち、従業員1,000人未満の企業を対象とし、希望のあった118社／従業員・家族含め43,000人が、6月21日より順次接種を受ける予定です。

政府の主導により、6月21日から、従業員1,000人以上の企業を対象に職域接種が開始されますが、今回の取り組みは、それと並行して、スタートアップを含む、より規模の小さな企業でも職域接種を推進することを目指します。一日も早い集団免疫形成に向け、企業・経営者自身のイニシアティブによって貢献することを意図しております。