専門高校生徒の研究文・作文コンクール 入選作品決定
研究文3編、作文3編を「経済同友会賞」として顕彰
経済同友会は、めざすべき社会像を幅広いステークホルダーと議論する「みんなで描くみんなの未来プロジェクト」の一環として、公益財団法人 産業教育振興中央会と共催で「令和元年度 専門高校生徒の研究文・作文コンクール」を実施いたしました。
この度、研究文45編、作文244編の応募作品の中から、当会会員から成る審査委員会(委員長:経済同友会 副代表幹事・専務理事 橋本 圭一郎)の審査を経て、経済同友会賞として研究文3編、作文3編を選出しました。
「令和元年度 専門高校生徒の研究文・作文コンクール」経済同友会賞授賞作品
研究文の部
「和牛×愛=∞~良質な牛肉生産で目指せ和牛甲子園!~」
岩手県立遠野緑峰高等学校
生産技術科 3年 佐々木 愛斗さん、菊池 佳純さん、太田 愛蘭さん、菊池 将太さん、菊池 浩之さん
金野 渉弥さん、瀬川 陸人さん、千田 杏奈さん、細野 直哉さん
「ツバキでつなぐ気仙~廃材を利用した加工品開発~」
岩手県立大船渡東高等学校
農芸科学科 3年 花輪 美月さん、田村 倖汰朗さん、鈴木 沙耶加さん、長野 修也さん、吉田 裕さん
「広げたい矢板の和!!~「やいたの黒」をパンにしたい~」
栃木県立矢板高等学校
栄養食物科 3年 五十嵐 茜さん、磯 颯朋さん、井上 真央さん、岩出 葵衣さん、田代 遥奈さん
富川 友翔さん、長谷川 詞音さん
作文の部
「留萌農業を救え!~チリコンカンソースの商品開発をとおして~」
北海道遠別農業高等学校 生産科学科 3年 酒井 春菜さん
「私の農園~エンジョイスクールライフ~」
愛知県立稲沢高等学校 園芸科 2年 篠ヶ瀬 晴海さん
「見えない世界」
愛知県宝陵高等学校 衛生看護科 3年 尾﨑 汐音さん
コンクール実施概要
主催
公益財団法人産業教育振興中央会/公益社団法人経済同友会
本コンクールは、1982年から産業教育振興中央会が主催し、実施されてきた歴史ある事業です。平成29年度より、両団体の共催となり、経済同友会賞が設けられました。
開催の背景
本コンクールは、経済同友会会員(経営者)の枠を超え、社会のあらゆるステークホルダーと議論、対話、連携していく多様な場(テラス)をつくり、めざすべき社会像を共に模索し、政策立案に向けた叡智を結集する「みんなで描くみんなの未来プロジェクト」の一環として実施しています。
1999年以来、経済同友会は教育現場との交流に力を入れ、会員による出張授業など2,000回を超える活動を続けてきました。また、2011年から取り組む震災復興プログラム「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト」では、東北、熊本の専門高校へ実習機材を提供するなど、将来の産業・企業を担う若者への支援を行っています。専門高校生徒の研究や学習成果に対して経済界からもエールを送り、また、広く社会の関心を高めること目的に、産業教育振興中央会が1982年から開催している本コンクールに参画(共催)し、経済同友会賞を授与しています。
応募対象
専門教育を主とする学科(専攻科を除く。総合学科を含む)に在籍する高等学校の生徒
審査過程
全国から応募のあった研究文45編、作文244編のうち事前審査を通過した論文を、経済同友会審査委員が
(1)妥当性、(2)論理性、(3)独創性、(4)説得力、(5)将来性の視点から判定しました。
審査委員会
審査委員長 | 橋本 圭一郎 | 経済同友会 副代表幹事・専務理事 経済同友会 広報戦略検討委員会 委員長 |
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審査委員 | 小林 いずみ | 教育革新PT委員長 (ANAホールディングス/みずほフィナンシャルグループ/ 三井物産社外取締役) |
栗原 美津枝 | 学校と経営者の交流活動推進委員会委員長 (日本政策投資銀行 常勤監査役) |
産業教育振興中央会選出の作品を合わせ、本コンクールにおけるすべての入選作品は『'翔'第29集 専門高校生徒意見・体験発表文、研究文・作文集』(産業教育振興中央会より2020年1月末に発行予定)に掲載いたします。