第9回「アスナビ」トップアスリート就職説明会
トップアスリートの支援・雇用に向けた企業説明会を開催
オリンピック出場選手の声やトップアスリート採用企業の効果を説明
公益社団法人経済同友会は、3月9日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)の協力依頼を受け、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ(*)」およびアスナリートの現状等に関する説明会を開催しました。
本会会員に向けた説明会は、2010年10月の初回以来、9回目の開催で、「One Company, One Athlete」というコンセプトの下、一つの企業に一人のトップアスリートの雇用または活動支援をお願いするものです。企業によるトップアスリートの支援・雇用は、アスリートの生活環境を安定させると同時に、企業内においても社員に夢や希望を与え、社内の一体感を醸成するなどの効果があります。また、競技生活で培われた精神力と豊富な国際交流の経験を持つアスリートは、企業にとって大きな戦力となり、活力向上につながるものと期待されます。
当日は、国際大会等での活躍を目指しながら就職を希望しているトップアスリート自身が、企業に向けたプレゼンテーションを行いました。また、1976年モントリオールオリンピック金メダル、1977年バレーボールワールドカップ優勝の経歴を持つ、日本オリンピック委員会 選手強化本部副本部長 荒木田裕子さんから、応援メッセージをいただきました。
*「アスナビ」・・・ JOCが取り組むトップアスリートの就職支援ナビゲーション。
企業の経営者や人事・広報・CSR担当者に向けた説明会が、2010年10月の経済同友会からスタートしました。これまで全国で38回の説明会が開催され、この活動を通して209名のトップアスリートが139社/団体(2018年3月5日時点)に就職しています。
プログラム:
(1)開会挨拶
日本オリンピック委員会 理事 星野 一朗 氏
経済同友会 副代表幹事・専務理事 横尾 敬介
経済同友会 東京オリンピック・パラリンピック2020委員会 委員長 大西 賢
(2)オリンピアンからの応援メッセージ
日本オリンピック委員会 選手強化本部副本部長
荒木田 裕子 氏
1976年 モントリオールオリンピック 金メダル
1977年 バレーボールワールドカップ 優勝
(3)「アスナビ」概要説明
日本オリンピック委員会
キャリアアカデミー 中村 裕樹 氏
(4)トップアスリートによるプレゼンテーション
佐久間 滉大 選手(陸上 走幅跳)
野口 宜裕 選手(ラグビー 7人制ラグビー)
宍戸 美華 選手(カヌー・スプリント)
狩野 愛巳 選手(フェンシング・フルーレ)
前田 寿隆 選手(テコンドー)
長谷川 大悟 選手(陸上・三段跳)
以上