「One Company,One Athlete」~トップアスリートのための支援
経済同友会、トップアスリートの支援・雇用に向けた企業説明会を開催
オリンピック出場選手の声やトップアスリート採用企業の効果を説明
公益社団法人経済同友会(代表幹事:長谷川閑史)は、2月22日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)の協力依頼を受け、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ(*)」およびアスナリートの現状等に関する説明会を開催しました。
本会会員に向けた説明会は、2010年10月に続く2回目で、「One Company, One Athlete」というコンセプトの下、一つの企業に一人のトップアスリートの雇用または活動面の支援をお願いするものです。企業によるトップアスリートの支援は、アスリートの生活環境を安定させると同時に、企業内においても社員に夢や希望を与え、社内の一体感の醸成につながるなどの効果があります。また、競技生活で培われた精神力と豊富な国際交流の経験を持つアスリートは、企業にとって大きな戦力となり、活力向上につながるものと期待されます。
当日は、オリンピック出場選手からの生の声に加え、前回の説明会を契機にアスリートの採用を決めた企業の人事担当者からも、雇用や支援による企業への効果などについて説明がありました。
*「アスナビ」・・・ JOCが取り組むトップアスリートの就職支援ナビゲーション。
企業の経営者や人事・広報・CSR担当者に向けた説明会が、2010年10月の経済同友会を皮切りに、これまで全国5箇所で開催され、この活動を通して6名のトップアスリートが5社に就職しています。
古賀淳也選手(水泳・競泳) 第一三共
上田春佳選手(水泳・競泳)・竹下百合子選手(カヌー・スラローム) キッコーマン
下大川綾華選手(フェンシング) テクマトリックス
朝日健太郎選手(ビーチバレー) フォーバル
家根谷依里選手(スキー/スノーボード・アルペン) 大林組
当日の様子は、動画にて公開していますので、ぜひご覧ください。
プログラム:
(1)挨拶
福井 烈 JOCゴールドプラン委員会委員長
前原金一 経済同友会 副代表幹事・専務理事
(2)基調講話
「企業と私とスポーツ」 陸上・マラソン 瀬古利彦氏(JOCゴールドプラン委員会委員)
(3)「アスナビ」概要説明等
荒木田裕子 JOC理事、JOCゴールドプラン委員会副委員長
(スポーツ将来構想プロジェクトチーフ)
(4)アスナビ採用企業のパネル・ディスカッション
パネリスト/第一三共 野々瀬恭平 常務執行役員人事部長
キッコーマン 松崎 毅 人事部長
コーディネーター/八田茂 JOCキャリアアカデミー ディレクター
(5)アスリートの現状説明及び質疑応答
(※印: ロンドン・オリンピック出場内定選手)
登壇アスリート/今井 啓介選手(バレーボール/ビーチバレー)
坂本 鷹志選手(体操/トランポリン)
桜井 美馬選手(スケート/ショートトラック)
小西ゆかり選手(ライフル射撃/ピストル)※
杉本 宏樹選手(トライアスロン)
ビデオ登場アスリート/柏原 理子選手(スキー/クロスカントリー)
羽根田卓也選手(カヌー/スラローム)※
コーディネーター/八田茂 JOCキャリアアカデミー ディレクター
以上