代表幹事の発言
福田康夫元総理のご逝去について
公益社団法人 経済同友会
代表幹事 山口 明夫
代表幹事 山口 明夫
福田康夫元内閣総理大臣のご逝去の報に接し、深く哀悼の意を表します。
福田元総理は、森喜朗内閣および小泉純一郎内閣において約3年半にわたり内閣官房長官を務められ、卓越した調整力と豊かな識見をもって、わが国の重要政策の推進と安定した政権運営を支えられました。その後、第91代内閣総理大臣として、内政・外交の両面にわたり、わが国の発展と国際社会における地位の向上に多大な貢献を果たされました。
とりわけ、2008年の北海道洞爺湖サミットでは議長として各国の議論を取りまとめられ、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を少なくとも半減させるという長期目標の国際的な共有に道筋をつけられました。当時、経済同友会も、日本が意欲的な削減目標を掲げて国際社会を牽引することを強く求めておりました。将来世代を見据え、国際協調を通じて地球温暖化対策を大きく前進させられたご功績は、今日の脱炭素に向けた取り組みへと受け継がれています。
わが国の政治と国際社会の発展に尽くされた数々のご功績に、改めて深甚なる敬意と感謝の意を表します。ここに、生前のご功績を偲び、心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。
以上