代表幹事の発言

立憲民主党代表選挙の結果を受けて

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 新浪 剛史

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  1. 本日、立憲民主党の新代表に野田佳彦衆議院議員が選出された。議会制民主主義の基盤は与野党間での建設的な政策論争であり、野党第一党である立憲民主党の代表に求められる役割は大きい。野田新代表には、内閣総理大臣を務めた経験や知見を活かし、政権交代も見据えて国家像を示し、重要課題について政府・与党に対案を示していただきたい。
  2. 特に、デフレからインフレへの移行を踏まえた新たな経済・財政政策をはじめ、令和の時代に即した雇用・労働市場改革や社会保障制度改革、地政学リスクの高まりに備えた経済安全保障、デジタル化の進展を見据えたエネルギーの安定供給について、活発な政策論争を行ってほしい。
  3. また、国民の政治不信の払拭は、与野党の垣根を越えて、今後の国会運営において解決すべき重要課題である。野田新代表においては、代表選挙で主張した政治改革の実現に向けて強力なリーダーシップを発揮することを期待する。

以 上

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