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G7広島サミットの成果について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 新浪 剛史

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  1. 今回、広島でG7首脳会議が開催され、今までにない日本におけるG7となる大成功となった。各国首脳による原爆慰霊碑への献花、中国を含むあらゆる国と対話・協力の可能性を追求する姿勢等、全体として、分断を乗り越えて、安定と平和を目指す方向性が世界中に発信されたことを高く評価したい。特に、ゼレンスキー大統領を迎えて、グローバルサウスの代表を意識するインドのモディ首相等との面談機会を設け、新たな対話軸を構築したのは、日本外交の長年の蓄積と広島という苦悩の地の力なくしては達成できない、画期的な成果だったと思う。岸田総理大臣を始め、今回のサミットをかかる大成功に導いた関係者の皆様に敬意を表したい。
  2. グローバルサウスの国々の首脳を交えて、複合的な課題について対話が行われたことも意義深い。豪州、インドネシア、韓国等、アジア太平洋地域の重要なパートナーとも対話が持たれ、国際的な結節点として日本の存在感が高まった。これらの国々との対話の継続や経済的なつながりの拡充に向けて、引き続き日本が外交力を発揮していくことを期待する。
  3. これからの経済活動の基盤となる生成型AIの国際ルール作り、サプライチェーンの強靭化等の経済安全保障にも関わる課題について、一定の方向が示されたことは大きな進展である。今後、企業経営者として、具体的な制度・政策形成への働きかけや事業戦略の転換に取り組んでいきたい。

以 上

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