代表幹事の発言

第4次安倍改造内閣について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 小林 喜光

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  1. 本日、第4次安倍改造内閣が発足した。主要閣僚が留任する一方、新たな顔ぶれも多い布陣となった。今後三年間は、国内外において日本の将来を決める大切な時期と言える。緊張感をもって国民に向き合い、真摯な政権運営が行われることを期待する。
  2. 財政健全化は言を俟たず、とりわけ社会保障改革は急務である。さらに、災害の多発するわが国においては国土強靭化や環境・エネルギーなど、持続可能な社会に向けた課題は山積している。痛みを伴う困難な改革に真正面から取り組み、将来世代の不安払拭に努めてほしい。
  3. 世界では自国優先主義が勢いを増し、データ専制主義が台頭する中で、日本の経済・社会システムも変革の時を迎えている。グローバルな視点で日本の競争優位をどう築くか、それを担う人材をいかに育てるかを議論し、真の成長戦略を主導していただきたい。

以 上

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