代表幹事の発言

日EU経済連携協定及び日EU戦略パートナーシップ協定の署名について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 小林 喜光

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  1. 本日、日EU経済連携協定(EPA)及び日EU戦略パートナーシップ協定(SPA)が署名されたことを歓迎する。長年にわたる関係者のご尽力にあらためて敬意を表したい。
  2. 自国優先主義やポピュリズムが勢いを増し、多国間自由貿易体制や民主主義が危機に瀕している中で、基本的価値を共有する日本とEUが、両協定の署名を通じて、引き続き自由貿易の牽引役として世界に範を示し、グローバル課題の解決に向けてリーダーシップを発揮する意思を示した意義は大きい。
  3. 日本企業としては、TPP11とともに21世紀型の国際秩序のモデルとなる日EU・EPAや日EU・SPAを最大限に活用し、持続的な経済成長に貢献していくとともに、残された課題である日EU投資交渉の早期妥結を期待する。

以 上

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