代表幹事の発言
第3次安倍第3次改造内閣および自民党役員人事について
公益社団法人 経済同友会
代表幹事 小林 喜光
- 本日、第3次安倍第3次改造内閣が発足し、自由民主党の主要役員人事も決定した。安倍首相が最優先する経済や国民の安全・安心に係わる重要政策などを含めて、挙党態勢で経験と実績のある人材を多数登用したことを歓迎する。
- 成長戦略に関しては、働き方改革の早期実現に加えて、新たな政策の柱「人づくり革命」における人への賢い投資及びTPP11や日EU EPAなどの自由貿易体制の拡充に期待したい。また、長期政権だからこそ可能な痛みを伴う税と社会保障の一体改革の推進、持続可能なエネルギー政策の策定などに挑戦していただきたい。
- 山積する課題に対して、国民の理解と納得、そして信頼を得て政策を実現していくためには、初心に帰り、国民と対話を重ね、説明責任をしっかりと果たしていかなければならない。さらに、臨時国会を速やかに召集して熟議を尽くす必要がある。なお、安倍首相が提起した憲法改正論議に関しては、国民が将来目指すべき「国のかたち」を改めて考える好機であり、広く国民的な関心と議論を喚起して、丁寧に検討を進めていただきたい。
以上