代表幹事の発言

安全保障関連法案の成立について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 小林 喜光
  1. 本日、安全保障関連法案が参議院にて可決された。日本の安全と世界の平和・安定を図る上で、今回の法案成立の意義は大きい。日本の安全保障体制強化に向けた大きな一歩として評価したい。
  2. 一方、当法案をめぐり、憲法論や法律解釈論等に焦点が当たり、日本の安全保障政策をどうするのかという本質的な議論が深まらず、国民的理解の醸成に至らなかった点は、極めて残念である。政府・与党には、同法案の運用に向けて、一層、真摯な説明を継続していただきたい。
  3. さらに、テロ、サイバー攻撃のような新たな脅威や情報戦争といった側面も含めて、与野党ともにさらなる議論を深めていただきたい。

以上

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