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地球温暖化対策に関する福田総理の演説について

社団法人 経済同友会
代表幹事 桜井 正光

  1. 未来志向の姿勢で低炭素社会の実現に取り組み、世界的にリーダーシップを発揮するという姿勢が表れた、力強い演説だったと思う。われわれとしても、この度の総理の決断を支持し、今後一層の支援をして行きたい。
  2. 特に、北海道洞爺湖サミットの開催を間近に控えて、総理自ら先進国としての責任を謳い、日本の長期削減目標を示されたことの意義は大きい。また、排出量取引制度の導入や税制全般を視野に入れた「税制のグリーン化」など、重要な政策手段についても、初めて踏み込んだ方針が提示されたことを歓迎する。
  3. 一方で、次期枠組みの最大の焦点となる中期目標につき、我が国として責任ある形で具体的数値が明示されなかったことは残念と言わざるを得ない。国際的な議論・交渉を有意義な形で促進し、次期枠組みへの新興国・途上国の責任ある参画を促すためにも、我が国として、自ら高い目標を宣言することが不可欠であり、早急な政治の決断を期待したい。
  4. 地球温暖化対策は、世界的規模と長期的視点に立った対策を要する課題であり、政治の意思と決断なくして進展は望めない。今後、我が国として実効性ある対策を展開していくため、省庁の枠組みを超えた取り組みを求めたい。

以上


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