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ゼロ金利政策の解除について

2006年7月14日

社団法人経済同友会
代表幹事北城恪太郎

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本日の日本銀行の政策決定会合において、ゼロ金利政策の解除が決定されたが、日本銀行の判断は適切なものとして歓迎したい。
非常時の政策であるゼロ金利政策の解除は、日本経済の正常化に向け通過しなければならない不可避のプロセスである。6月の日銀短観にもみられるように、景気回復が鮮明になるなか、解除が実施されたことは、日本経済が持続的成長に向け着実に前進していることの表れといえよう。
日本銀行は、これまでも市場との対話を軸に政策運営を行っており、今回も市場は冷静に受けとめるであろう。今後も対話を通じて市場との信頼関係を一層深めつつ、経済動向に応じた適切な金融政策を着実に実施していただきたい。

以上

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