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プロ野球のストライキ問題について

社団法人 経済同友会
代表幹事 北城 恪太郎

  1. 今回、日本プロ野球選手会によるストライキがとりあえず回避されたことは、プロ野球の発展を考えれば望ましい結果であったと評価する。経営側および選手会側は、ファンの期待に十分応えることを最優先に考えながら、引き続きプロ野球の発展に向けて努力していただきたい。
  2. 球団合併については、基本的に各球団経営者の経営判断に基づくべきものである。これまでのように事業として採算のとれないような球団経営を継続していくことは不可能であり、経営側も球界全体の発展を視野に入れながら、より一層の経営努力をすべきである。
  3. プロ野球に限らず、参入障壁の高い業界はその発展の可能性が低いと言える。したがって、新規参入を容易にし、各球団の創意工夫によって球界活性化が達成されることを期待する。

以上


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