代表幹事の発言

今国会中に現行年金制度問題の徹底議論を望む

社団法人 経済同友会
代表幹事 北城 恪太郎
  1. これまで「きちんと払っている」と説明してきた小泉首相に年金制度の未加入歴があったことは大変遺憾である。国会議員が相次いで年金の未加入・未納を公表しているが、我々は、国民の間で年金制度ひいては政治に対する不信・不安が一層増幅することを強く懸念している。
  2. 今回の事態を単に国会議員個人の責任追及に終わらせることなく、複雑な年金制度の抱える多くの問題を議論し、あるべき年金制度体系の構築につなげるために、当面の対策として以下ことを強く求める。
    1. 未だ公表していない自由民主党の議員をはじめ、全ての国会議員の年金加入歴を直ちに公表する。
    2. 今国会中に、現行年金制度の問題を徹底的に議論し、全額消費税の導入による基礎年金の一元化を決定する。
    3. 社会保障制度全体の一体的見直しについて、協議の場を設け検討を開始する。

以上

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