ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

ここから本文です。

石原俊元代表幹事のご逝去の報に接して

社団法人 経済同友会
代表幹事 北城 恪太郎

石原俊元代表幹事のご逝去の報に接し、慎んでお悔やみ申し上げます。

石原さんは、1985年(昭和60年)4月に代表幹事にご就任され、爾来6年間、経済同友会を「開かれた、行動する政策集団」と再定義され、同友会改革に指導力を発揮されました。石原さんの活動は、経済同友会の新しい基礎固めにつながり、「開かれた、行動する政策集団」は、今でも経済同友会の活動指針の一つとして受け継がれております。

具体的には、会員拡充に取り組まれ、女性、外国人、ベンチャー企業経営者を中心とする多様な経営者の参画を推進され、会員数を900名台から約1500名まで拡大されました。同時に、それまで幹事だけの参加が可能であった政策提言関連の委員会の拡充を図り、全会員が希望の委員会に参加できる仕組みとし、提言活動の充実に取り組まれました。

また、政策面では、日本の国際化の議論に力を注がれました。外への国際化はもとより、内なる国際化の重要性も説かれ、そのための規制緩和の重要性をいち早く指摘されました。

石原さんの強い意志と、行動力により、経済同友会は再生の道を歩みはじめました。経営者が個人の資格で参加し、国民経済の発展のために、企業や業界の枠を超えた政策提言活動を行うという経済同友会の原点から再活性化に取り組まれたのです。同友会で、農業問題が活発に議論された際には、一部に日産自動車関連の製品の不買運動が噂されましたが、「日本の将来を見据えての活動を変える必要はない。」と断言されたことは、石原さんの意志の強さを示すエピソードであります。

ご冥福をお祈り申し上げます。

以上


ローカルナビここまでです。

ここからサイトのご利用案内です。

スマートフォン版サイトに戻る

サイトのご利用案内ここまでです。