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GDP速報(2003/4-6月期)について

社団法人 経済同友会
代表幹事 北城 恪太郎

  1. 4-6月期は前期比で実質・名目共にプラス成長となったが、これは企業収益の改善、低迷してきた株式市場の復活に支えられ、個人消費も底堅く推移した結果であろう。本格的な景気回復を見るには至っていないものの、各種経済指標も若干良化傾向にあることから、以前よりも明るさが見えつつある状況と思われる。
  2. こうしたときこそ、政府には財政出動を行うよりも、先行き不透明な状況を打破し明るい展望を開くための規制撤廃、年金改革、税制改革をはじめとする構造改革を迅速に実現することを期待したい。

以上


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