代表幹事の発言

バグダッド陥落について

社団法人 経済同友会
代表幹事 小林陽太郎

バグダッドが陥落したことで、対イラク戦争の早期終結の兆しが見えたことは喜ばしい。手放しの楽観はできないが、泥沼化が回避されれば、原油価格の暴騰等による世界経済、日本経済への大きな影響は避けられよう。改めて不良債権処理、金融システムの強化、資産デフレへの対応等、わが国の経済活性化に不可避な懸案事項に迅速果断に対応すべきである。戦後復興問題については、国連を中心とした国際的な取り組みの枠内で、わが国の相応の貢献が期待されよう。

以上

PAGETOPへ