代表幹事の発言

GDP速報(2000/1-3月期)について

社団法人 経済同友会
代表幹事 小林陽太郎

本日のGDP速報(2000/1-3月期)は高い数字になったが、これは予め予想されたことであり、経済同友会の景気定点観測アンケート調査(2000年6月)でも、今年度後半については景気の腰折れを懸念する声もあるが、着実に景況感は改善している。

いま何より重要なことは、規制改革、IT化など構造改革優先の姿勢を貫き、民間主導の自律回復を確実にすることである。そのためには来る衆議院議員総選挙において経済活性化のシナリオについて活発な政策論争を行い、具体策が明示されることを期待する。

われわれ企業経営者は、いまこそ自らの経営実感と信念に基づき「やるべきことをやる」という姿勢を貫くことが必要であると思う。

以上

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