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三塚大蔵大臣の辞任ついて

社団法人 経済同友会
代表幹事 牛尾 治朗

  1. 大臣を辞任に追い込んだ今回の大蔵省の不祥事は遺憾の極みである。国民の信頼を裏切るこのような事件が二度と起こらないよう、早急に公務員倫理規程の見直し等を含めた具体的対策に着手することが必要だ。
  2. 日本の最重要課題である金融システム安定に必要な、補正予算、金融システム安定化関連法案の成立が少しでも遅れることがあってはならない。
  3. これを契機に、大蔵省改革問題が再び議論に上ってくることと思うが、特に曖昧な部分が残っている財政・金融の分離問題について、できるだけ早く具体的な道筋をつけることが要請されるだろう。

以上


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