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ペルー日本大使館人質救出について

社団法人 経済同友会
代表幹事 牛尾 治朗

  1. 26日ぶりに邦人人質が無事救出されたことは大変喜ばしく、ご家族の方々もほっとしておられると思う。外国人の方を含め、人質の大部分の方の安全が確保されたことは喜ばしい。
  2. ここに至るまでの過程で、フジモリ政権が、交渉による解決を目指して、粘り強く交渉を続けてこられたことは高く評価される。フジモリ大統領の勇気ある行動によって、テロというものが空しい行為であることが証明された。
  3. 今回の事件で企業の海外活動に一抹の不安が投げかけられたが、企業としてはこれを教訓に不断の危機管理体制の強化に努め、緊急事態における行動マニュアル等、整備すべき備えを着実に行うことが重要である。その上で、グローバル化する経済環境の中で地域社会との緊密な関係を持ちながら、益々積極的な企業の海外展開が進むことを期待する。

以上


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