ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

ここから本文です。

トウ小平氏の逝去について

社団法人 経済同友会
代表幹事 牛尾 治朗

中国の改革開放路線への転換を実現したトウ小平氏の功績は極めて大きい。偉大な指導者を失った中国国民に対し謹んで哀悼の意をささげたい。

中国は既に江沢民国家主席を中心とした集団指導体制へ移行しており、トウ小平氏の死によって1979年以後推進してきた改革開放路線に大きな変更は生じないと思う。しかし、人口12億人の広大な国の舵取りには、国家指導者の強力なリーダーシップが他国以上に求められる。江沢民主席を中心とする中国の国家指導者達が内政と対外関係の安定のため、今後一層優れたリーダーシップを発揮することを期待する。

本年7月の香港返還の際に、トウ小平氏が出席している姿こそが中国開放のシンボリックな場面と思っていたが、その前に亡くなられたことは大変残念だ。

1972年の日中国交正常化以降、わが国と中国は友好な関係を続けている。この面でもトウ小平氏の貢献は極めて大きかった。中国が混乱なく安定し発展することは、わが国にとっても望ましいことであり、周辺アジア諸国ひいては世界発展にも寄与するものである。わが国の経済界としても、中国の動向を注視し、引き続き経済関係発展のため尽力すべきと考える。

以上


ローカルナビここまでです。

ここからサイトのご利用案内です。

スマートフォン版サイトに戻る

サイトのご利用案内ここまでです。