私の思い出写真館

2026年5月号

人は世につれ

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神津 多可思
日本証券アナリスト協会
専務理事

人の風貌は、年齢を重ねるにつれ変わっていく。私も、これでも大学生時代は肩まで髪を伸ばしていた。日本銀行に入行し、当時の総合職であったので、経済分析、金融市場関係、内部管理とあれこれ経験した(写真:左)。中堅となった頃、日本銀行出身の速水優氏が経済同友会の代表幹事になられ、日本経済のことなどをレクに行く機会を得た(写真:中)。だんだん髪は薄くなり、横幅が広がっていくのだが、経済同友会とはこの頃にご縁をいただき、以来、たくさんの学びを得た。日本銀行に30年間勤めた後、リコーのインハウスのシンクタンクであるリコー経済社会研究所で働く機会を得た。グローバル企業であるリコーでの経験は、今の自分にとって物ごとの考え方の土台になっている(写真:右)。そして現在では公益社団法人に勤務している。

自分の外見は、このように世につれかなり変化してきたのだが、考え方もまた同様の気がしている。位置付けの異なる幾つかの組織で働いたことが、その時その時に得た知識を有機的、重層的に結び付け、より多面的に考えることができるようになったのではと内心思っているのだが、リアリティーはどうであろうか。元々はかなり直情径行型の人間だったように思う。

これまでの時間の経過の中で自分が得てきたことを、周囲にお返ししていくことができればという気持ちが、年を取るにつれだんだん強くなってきた。経済同友会の活動も、少しでも恩返しができればという気持ちで参加している。経済同友会が日本経済に新しい元気をもたらす。そうした思いを持つ人々につれて、この世の中もまた変わっていくに違いない。より良い社会を次の世代に手渡したい。

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社会人3年目の頃、当時の上司の山下泉係長(後のかんぽ生命保険社長)と
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1993年ごろ、日商岩井秘書室(当時)の大村義朗氏と
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リコーの山下良則社長(当時)と



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