「アスナビ」トップアスリート就職説明会
トップアスリートの支援・雇用に向けた企業説明会を開催
公益社団法人経済同友会は、10月13日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)と連携のもと、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ(※)」説明会を、2年ぶりに対面形式で開催しました。
本会会員に向けた説明会は、「One Company, One Athlete」というコンセプトの下、一つの企業に一人のトップアスリートの雇用または活動支援をお願いするものです。企業によるトップアスリートの支援・雇用は、アスリートの生活環境を安定させると同時に、企業内においても社員に夢や希望を与え、社内の一体感を醸成するなどの効果があります。また、競技生活で培われた精神力と豊富な国際交流の経験を持つアスリートは、企業にとって大きな戦力となり、活力向上につながるものと期待されます。
当日は、国際大会等での活躍を目指しながら就職を希望しているトップアスリート自身が、企業に向けたプレゼンテーションを行いました。また、実際にトップアスリートを採用された株式会社内田洋行 人事部 長谷川様より、採用企業の事例を紹介いただき、「アスリートは企業にどのように貢献できるのか」というテーマで、JOC キャリアアカデミー事業 中村ディレクター、経済同友会 東京オリンピック・パラリンピック2020委員会 大西委員長、登壇選手5名での座談会を実施しました。
※「アスナビ」・・・企業・アスリートの相互理解を図り、両者にとって有益なマッチング(トップアスリートの支援・雇用)を実現させる活動。世界を目指すトップアスリートの生活環境を安定させることで、競技を安心して続けられる環境を作り、雇用側とアスリート側の双方にとってWin-Winの関係を目指す。 JOCが2010年より実施。経済同友会ではスタート時より会員企業への説明会を開催し、積極的に協力している。なお、2014年8月、JOCは日本パラリンピック委員会(JPC)と協定を締結し、パラリンピックを目指すトップアスリートの就職支援も実施している。
プログラム
(1)挨拶
- 日本オリンピック委員会 専務理事 星野 一朗氏
- 経済同友会 東京オリンピック・パラリンピック2020委員会 委員長 大西 賢
(2)「アスナビ」概要説明
- 日本オリンピック委員会 キャリアアカデミー事業
ディレクター 中村 裕樹氏
(3)採用企業事例紹介
- 株式会社内田洋行 人事部 長谷川 泰 様
(陸上競技・円盤投 辻川 美乃利 選手をご採用)
(4)就職希望トップアスリートによるプレゼンテーション
- 伊藤 洸輝 選手(水泳/飛込)
- 田上 駿 選手(陸上/十種競技)
- 松井 隆太 選手(テコンドー)
- 増田 陽人 選手(フェンシング)
- 松津 秀太 選手(スケート/ショートトラック)
伊藤 洸輝 選手
田上 駿 選手
松井 隆太 選手
増田 陽人 選手
松津 秀太 選手
(5)座談会
テーマ:「アスリートは企業にどのように貢献できるのか~登壇選手の人柄・将来ビジョンを探る~」
- 経済同友会 東京オリンピック・パラリンピック2020委員会 委員長 大西 賢
- 日本オリンピック委員会 日本オリンピック委員会キャリアアカデミー事業 ディレクター 中村 裕樹氏
- 伊藤 洸輝 選手(水泳/飛込)
- 田上 駿 選手(陸上/十種競技)
- 松井 隆太 選手(テコンドー)
- 増田 陽人 選手(フェンシング)
- 松津 秀太 選手(スケート/ショートトラック)
以上