平沢勝栄復興大臣との意見交換（テレビ会議）

2021年3月17日

2021年3月16日、本会と平沢勝栄復興大臣との意見交換をテレビ会議にて行いました。本会からは、櫻田謙悟代表幹事、木村惠司防災・震災復興委員会　委員長、徳植桂治防災・震災復興委員会　委員長、橋本圭一郎副代表幹事・専務理事が参加しました。

平沢復興大臣より、本会から復興庁への人員の派遣等、これまでの支援に対して感謝の言葉を頂戴しました。

また、福島復興に向けて、社員食堂や贈答品などでの福島県産品の利用や、福島イノベーション・コースト構想を推進するために国際教育研究拠点などへの参画に、積極的な協力を求める旨の要請をいただきました。

これに対し、櫻田代表幹事は、交通インフラや公共施設の復旧作業が概ね完了していることを踏まえ、これまでの復興の努力に敬意を表しました。
そのうえで、福島県の原発災害被災地には10年を経た今も帰還困難区域が存在していることや、岩手県や宮城県でも十分に人口が戻っていない被災地が多いことなどを念頭に、「地域コミュニティや産業の再生に向け、効果的な政策を行う必要があります。これからが復興の正念場であり、次の10年に向けて、「復旧ではなく復興」という考えのもと、継続性のある取り組みを進めていただきたい」と発言しました。

以上