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専門高校生徒の研究文・作文コンクール 入選作品決定
研究文2編、作文4編を「経済同友会賞」として顕彰
2017年11月20日
経済同友会は、めざすべき社会像を幅広いステークホルダーと議論する「みんなで描くみんなの未来プロジェクト」の一環として、公益財団法人 産業教育振興中央会と共催で「平成29年度 専門高校生徒の研究文・作文コンクール」を実施いたしました。
この度、研究文52編、作文356編の応募作品の中から、当会会員から成る審査委員会(委員長:経済同友会 副代表幹事・専務理事 横尾 敬介)の審査を経て、経済同友会賞として研究文2編、作文4編を選出しました。
「平成29年度 専門高校生徒の研究文・作文コンクール」経済同友会賞授賞作品
研究文の部
有機の力で蘇れ!~遠野早池峰菜の普及拡大を目指して~
岩手県立遠野緑峰高等学校
生産技術科 3年 千葉 光貴さん、小原 香澄さん、佐々木 寿斗さん、新田 優貴さん、赤石澤 真奈さん、不動岩 羅夢さん、山蔭 沙衣さん、菊池 泰平さん
学科間連携による相乗効果の検証~伝統工芸「柳井縞」の地域ブランド化に向けて~
山口県立柳井商工高等学校
ビジネス情報科 3年 関永 佳奈実さん、中岡 祥乃さん
2年 倉増 紗希さん、坂野 日菜さん、新田 実桜さん、森田 愛菜さん
建築・電子科 2年 新田 純弥さん
山口県立厚狭高等学校(協力校)
総合家庭科 3年 伊東 澪南さん、俵 絵里奈さん
作文の部
水産業への思い~そして私にできること~
岩手県立大船渡東高等学校 農芸科学科 2年 及川 里桜さん
その資格で得たものは
東京都立総合工科高等学校 定時制課程 総合技術科 4年 大川 貴裕さん
一歩、看護師へ
宮城県白石高等学校 看護科 3年 西方七海さん
一生懸命
愛知県立安城特別支援学校 高等部 3年 岸本 百々香さん
コンクール実施概要
主催
公益財団法人産業教育振興中央会/公益社団法人経済同友会
本コンクールは、1982年から産業教育振興中央会が主催し、実施されてきた歴史ある事業です。今年度、産業教育振興中央会からは、研究文8編(最優秀賞作品1編・優秀賞作品3編・佳作4編)、作文8編(最優秀賞作品1編・優秀賞作品3編・佳作4編)が、入選作品として決定いたしました。今回は初めて両団体の共催により実施し、経済同友会賞が設けられました。
開催の背景
本コンクールは、経済同友会会員(経営者)の枠を超え、社会のあらゆるステークホルダーと議論、対話、連携していく多様な場(テラス)をつくり、めざすべき社会像を共に模索し、政策立案に向けた叡智を結集する「みんなで描くみんなの未来プロジェクト」の一環として実施しています。
1999年以来、経済同友会は教育現場との交流に力を入れ、会員による出張授業など2,000回を超える活動を続けてきました。また、2011年から取り組む震災復興プログラム「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト」では、東北、熊本の専門高校へ実習機材を提供するなど、将来の産業・企業を担う若者への支援を行っています。この度、専門高校生徒の研究や学習成果に対して経済界からもエールを送り、また、広く社会の関心を高めること目的に、産業教育振興中央会が1982年から開催している本コンクールに参画(共催)し、経済同友会賞を授与する運びとなりました。
応募対象
専門教育を主とする学科(専攻科を除く。総合学科を含む)に在籍する高等学校の生徒
審査過程
全国から応募のあった研究文52編、作文356編のうち事前審査を通過した論文を、経済同友会審査委員が(1)妥当性、(2)論理性、(3)独創性、(4)説得力、(5)将来性の視点から判定しました。
審査委員会
審査委員長 | 横尾 敬介 | 経済同友会 副代表幹事・専務理事 経済同友会 広報戦略検討委員会 委員長 |
---|---|---|
審査委員 | 日比谷 武 | 経済同友会 学校と経営者の交流活動推進委員会 委員長 (富士ゼロックス株式会社 顧問) |
久慈 竜也 | IPPO IPPO NIPPON運営委員会 委員 (株式会社久慈設計 取締役社長) |
受賞作品の発表について
経済同友会賞の受賞作品は、2018年1月末ころに当会ホームページに掲載いたします。
また、産業教育振興中央会選出の作品を合わせ、本コンクールにおけるすべての入選作品は『'翔'第27集 専門高校生徒意見・体験発表文、研究文・作文集』(産業教育振興中央会より2018年1月末に発行予定)に掲載いたします。
以上