ご挨拶
2024年7月17日
2024年1月1日に発生した能登半島地震において、犠牲になられた皆様に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今回の震災は、石川県能登半島を中心に甚大な被害をもたらしました。その復旧・復興には、多くの労力と時間を要しますが、被災地の皆さまがふたたび元気を取り戻し、希望ある未来が訪れることを信じて、私たち一人ひとりができることを実践し、力を合わせていかなければなりません。
我々、全国の経済同友会は、こうした思いを具体的行動として結実させるため、「IPPO IPPO NIPPON プロジェクト 能登半島支援」を立ち上げることとしました。このプロジェクトは、東日本大震災や熊本地震の経験を活かし、ご賛同いただいた企業や個人からお預かりした寄附金を被災地の人づくりや経済活性化に役立てるプラットフォームを築くものです。
具体的には、主に地場産業の将来を担う若者を育てる専門高校への支援を想定しています。金沢経済同友会や石川県教育委員会の協力のもと、今、支援を必要とする学校現場に、きめ細かく確実に届ける努力をしていきたいと考えています。
今回の被害状況に多くの方々が心を痛め、日本全国そして世界中から義援金や支援物資が被災地に届けられるなど、様々な復興支援活動が行われています。こうした動きを一過性のものに終わらせないために、ささやかな一歩かもしれませんが、少しでも力になれるよう全力を尽くしていきたいと考えています。
つきましては、本プロジェクトの趣旨をご理解いただき、皆様の善意のご厚志・ご支援を心よりお願いいたします。