代表幹事の発言
立憲民主党代表選挙にあたって
公益社団法人 経済同友会
代表幹事 新浪 剛史
代表幹事 新浪 剛史
- 本日、立憲民主党の代表選挙が告示された。議会制民主主義の基盤は与野党間での建設的な政策論争であり、野党第一党である立憲民主党の代表に求められる役割は大きい。国民に開かれた活発な選挙戦を通じて、日本の発展に寄与するリーダーが選出されることを望む。
- 政権担当能力を備えた野党の存在は政治に緊張をもたらし、国民の政治に対する関心を高める契機となる。平成の選挙制度改革から30年が経過し、あらためて野党の役割が問い直されていることを踏まえ、各候補者には、具体的で実行可能な政策案に基づく議論を期待する。
- 特に、雇用・労働市場改革や社会保障制度改革、地政学リスクの高まりに備えた経済安全保障、デジタル化の進展を見据えたエネルギーの安定供給などの重要課題について、地に足の着いた政策論争を行ってほしい。
以 上