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新型コロナウイルス感染症への対応に関する緊急意見

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 櫻田謙悟

経済同友会代表幹事 櫻田謙悟は、新経済連盟代表理事 三木谷浩史氏と連名で、政府の新型コロナウイルス感染症への対応に関する緊急意見を発表いたします。

日本国内でもオミクロン株による感染が急拡大する中、国会審議においても、今後の対策について議論が行われています。こうした中、新型コロナウイルスとの共生がこれからのニューノーマルであるとの前提に立ち、経済・社会活動や海外との人的往来を過度に制限することのない、短期集中的な対策実施を提言することが本意見の目的です。

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【緊急意見のポイント】

■ 第三回目ワクチン接種の促進

 ・ワクチン接種の可能な限りの前倒し、提供体制確保に関する問題点の洗い出しと対応

 ・職域接種、ワクチン接種へのインセンティブなど、民間の力を活用

 ・学校での集団接種の実施、基礎疾患等重症化リスクの高い児童・生徒への優先実施

■ポイントを絞った対策強化

 ・感染者の早期発見、症状に応じた療養による保健所・医療機関の負担軽減

 ・然るべきタイミングでの感染症法上の位置づけの見直し(2類→5類)

 ・PCR検査・抗原検査の拡充・強化(生産・調達拡大、個人向けネット販売解禁)

■ニューノーマル/新しい日常に移行する姿勢の明確化

 ・オミクロン株の性質等に対応した運用に基づく、ワクチン・検査パッケージの活用

 ・海外往来の再開、入国にあたってのルール・規制の共通化

■民間に対する必要な支援

 ・事業者の債務削減・債務整理の円滑化

 ・ニューノーマルへの適応を促進するための環境整備(税制控除、税制特例等)

以上


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