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東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の署名をうけて

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 櫻田 謙悟

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  1. 8年に及ぶ交渉が実を結び、アジアに新しく一大経済圏が誕生することとなった。この成果を歓迎するとともに、多様な国々の利害を調整し、協定をまとめ上げたすべての交渉関係者に深い敬意を表したい。
  2. 米中対立や保護主義的な傾向が世界経済に影を落とす中にあって、ASEANを中心とするアジア太平洋諸国が結束して、多国間経済連携の旗を掲げる意義は大きい。ここで歩みを止めることなく、民主主義の価値観を共有するインドが将来参加することによるRCEPの進化とともに、最終的には、米中両国が参加するメガ経済連携協定の実現を目指し、前進していくことが不可欠だ。
  3. 日本にとっては、主要貿易相手国である中国・韓国との間で、初の貿易協定が締結される点が大きな成果だ。特に、中国が、知的財産やデータ流通に係るルールを含む多国間経済連携協定に参加するのは初めてのことであり、この地域の重要性と潜在性を示す成果だと思う。
  4. 政府には、ルールに基づく自由で公正な経済圏の拡大に向け、一層のリーダーシップを発揮していただきたい。経済界としては、域内に多元的で強靭なサプライチェーンを構築することで、RCEPを最大限に活用していきたい。

以 上


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