代表幹事の発言

米国大統領選挙の結果について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 櫻田 謙悟

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  1. 最後まで予断を許さない接戦の結果、ジョー・バイデン前副大統領の当選が確実となった。今後、選挙に伴う混乱が速やかに沈静化し、米国が円滑な政権移行に向かうことを期待している。菅総理大臣には、早期に首脳同士の信頼関係の確立に取り組んでいただきたい。
  2. 今回の大統領選挙を通じて、米国国内の分断や民主主義制度に対する信認の揺らぎなど、根深い課題が一気に顕在化したように思う。それに加えて、新型コロナウィルス感染症への対応や経済再建、対外的には中国との緊張関係など、見通しが難しい問題も山積している。バイデン氏には、国内の融和・安定と課題解決に向けた前進を目指して、政権を担う準備を着実に進めていただけるものと期待している。
  3. 政権は変わっても、日米関係が日本外交にとっての基軸であることに変わりはない。また、新型コロナウィルス感染症への対応、データ/デジタル社会の構築、気候変動問題や自由で開かれたインド太平洋などの地域秩序の構築など、日米が共に責任を担うべき課題も多い。日米両国の首脳が、常に共通の利益と課題に目を向けて、一層の関係強化に取り組むことが重要と考える。

以 上

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