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韓国大統領選挙の結果について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 小林 喜光

  1. 韓国の最大野党「共に民主党」前代表の文在寅氏が勝利し、政権交代が決定した。朴槿恵 前大統領の罷免という事態を受け、政治の刷新と改革を求める有権者の声の現れと受け止めている。
  2. 日本と韓国との間には、慰安婦問題などさまざまな懸案事項があり、新大統領のこれまでの対日姿勢等を踏まえると、今後の日韓関係の行方が懸念される。しかし、北朝鮮情勢を中心に地域の緊張が高まる中、日米韓など関係国間の緊密な連携と協調が、今ほど重要性を増している時はない。こうした認識の下、建設的な対話を通じて、これまでの日韓関係の歴史の蓄積の上に、未来志向の新たな関係が築かれることを期待する。

以上


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