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野田改造内閣の発足にあたって
2012年1月13日
公益社団法人 経済同友会
代表幹事 長谷川 閑史
- 今回の内閣改造と民主党役員人事は小規模な変更にとどまったが、岡田克也副総理兼社会保障・税一体改革担当相兼行政改革担当相が入閣するなど、重要政策に総力で取り組むための内閣改造を行ったことは、野田首相の改革実現への決意の表れと受け止めており、期待をもって今後の取り組みを注視したい。
- 本来は「一内閣一閣僚」とすべきであり、予算審議直前の内閣改造は決して望ましくない。しかしながら、改革実現に向けて体制を強化した以上、新しい内閣には、野田首相の強い信念とリーダーシップの下、震災復興、社会保障と税の一体改革、国会議員定数削減や国家公務員給与削減などの重要政策に、ぶれることなく取り組んでいただきたい。
- ねじれ国会の下でも、政府与党・野党ともに議論を尽くし重要課題についての良識ある解決策を見出すことが、国民の期待である。野党においても、国益・国民益を第一とし、政策の実現のために議論に応じるべきである。
以上