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金正日 朝鮮労働党中央委員会総書記の死去について

公益社団法人 経済同友会
代表幹事 長谷川 閑史

  1. 突然の金正日総書記死去の報に接し、北東アジア情勢の先行きを懸念している。当面の最優先課題は朝鮮半島のさらなる不安定化を回避することに尽きる。政府には、六カ国協議を共に進めてきた各国との緊密な連携の下、混乱を食い止め、事態が平和的に推移するようあらゆる手段を講じていただきたい。
  2. 北朝鮮とわが国、そして国際社会の間には、核開発問題、人権侵害・拉致問題等の深刻な課題が未解決のまま残されている。今後、北朝鮮において権力の継承がどのように進むかは不透明だが、政府には、国際的な対話を通じた問題解決に向け、六カ国協議関係国とともに、冷静に情勢把握と対応にあたることを期待する。

以上


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