オバマ米国大統領就任にあたって

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1. 金融危機をはじめとした国際情勢が大きく変動している時にあたって、米国民と国際社会の期待を背負い、希望と変革を訴える、オバマ大統領の就任を歓迎する。
2. 金融危機への対処や、「グリーン・ニュー・ディール」といわれる環境対策を示し、積極的な姿勢と素早い対応を見せていることは評価したい。政権の発足にあたって、保護主義を排した自由貿易体制の拡大や国際安全保障の確立なども含め、困難な課題に対して正面から取り組むことを期待したい。
3. 既存の国際的な制度や仕組みの再構築が求められている現在、日米両国は密接な関係を維持し、新たな時代を切り開くため、共に指導力を発揮していく必要がある。
4. 現在、国際社会が面する危機は、日本にとっての危機でもある。日本としても自らの国際的責務を認識し、主体性のある勇気ある決断と具体的な行動をもって、国際社会の安定と繁栄に寄与していくべきである。

以上