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自民党総裁選に望む

社団法人 経済同友会
代表幹事 桜井 正光

  1. 総理大臣が2代続けて在職1年間で辞職する状況下での、総裁選挙であることを認識し、責任ある政権与党として、国民に開かれた活発な政策論議を期待したい。
  2. 総裁選挙では、各候補者が日本の将来ビジョンを明確にした上で、具体的な政策課題につき、「政策手段」のみならず、「財源」や「政策実現のスケジュール」、そして「政策の優先順位」を明記した『政権公約(マニフェスト)』に基づき、説得力のある深い論争を望みたい。
  3. 今回の総裁選挙で選出される新総裁が掲げた『政権公約(マニフェスト)』の政策で、党内の一本化が図れるよう、所属国会議員と党員・党友関係者は自覚と責任を持って選挙戦を繰り広げて欲しい。そして、その過程を通じて、国民からの信頼を回復されることを求めたい。

以上


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