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衆参両院における日銀新総裁同意を受けて

社団法人 経済同友会
代表幹事 桜井 正光

  1. 衆参両院にて、空席であった日本銀行新総裁に白川方明副総裁が同意され、金融政策の責任者である日本銀行総裁が不在であるという異常事態に終止符が打たれたことに安堵している。議長国である洞爺湖サミット前の重要なG7(財務省・中央銀行総裁会議)に総裁が出席できる見通しになり、国際社会からの更なる信頼を失うような事態を回避できたことは良かった。
  2. 白川新総裁には、4年間に渡る日銀理事としてのキャリアや、各国の金融当局との人的ネットワークを活かし、日本経済の持続的成長と世界経済の安定に向けて、しっかりとした金融政策の運営に取り組んでいただきたい。
  3. 但し、依然として副総裁人事が同意されずに空席であることを憂慮している。可及的速やかに、後任の副総裁の決定を望みたい。特に、今回の民主党における意思決定プロセスを見て感じることは、不同意理由の妥当性と国民への説得力の点で疑念を持たざるを得ない。参議院第一党に応じた、国民への「説明責任」を果たしていただきたい。
  4. 参議院選挙での民意は、現在のような重要法案・予算などの国会審議が遅滞している状況を望んでいたわけではない。立法府における政策論議が活性化することを期待していたはずである。自民党・民主党の両党ともそれぞれ衆議院・参議院の責任政党として、国会における政策協議の枠組みを整える努力を重ねて欲しい。

以上


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