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安倍総理大臣の辞意表明について

社団法人 経済同友会
代表幹事 桜井 正光

  1. 急の辞意表明に大変驚いている。「衆参ねじれ現象」の下、所信表明演説を終え、代表質問を目前にしたこの時期に辞意を表明するというのは、総理の職責に鑑みて、唐突の感は避けられない。
  2. 改革の継続に意欲を示していた安倍総理が退任することで、今後の改革が停滞することに強い不安を感じている。
  3. さまざまな重要課題が山積する中で、一刻の政治的空白も許されない。次期自民党総裁の選出と新内閣の発足を急いでいただきたい。その際、各候補には、総裁選挙を通じて、自らのミッションや実現を目指す具体的政策などを、国民に対して明確に説明することを求めたい。その上で、組閣などを通じ、政権に対する信頼性の確保に努めていただきたい。

以上


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