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GDP速報(2005/10-12月期)について

社団法人 経済同友会
代表幹事 北城 恪太郎

  1. 2005年10 - 12月期の実質GDP成長率は前期比+1.4%、年率換算で+5.5%と、4期連続のプラス成長となった。内外需がそろって成長率を押し上げたが、殊に個人消費を中心とした内需の好調さが注目される。企業部門の好調が家計部門にも波及しつつあり大変喜ばしい。
  2. 景気も順調に回復しており、量的緩和政策の解除に踏み切る時期が近づいている。企業経営者は、持続的な経済成長を目指し、一層の経営効率化やイノベーションに取り組むべきである。
  3. 一方、経済状況が好転している今こそ、構造改革を加速させる好機である。政府においては、「小さくて効率的な政府」に向けた構造改革に加え、内需拡大に結びつく規制撤廃・緩和、新規事業創造支援など、内需中心の持続的成長を確かなものとするための取組みを積極的に推進いただきたい。

以上


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