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日経平均株価7,900円割れについて

社団法人 経済同友会
代表幹事 小林陽太郎

本日の日経平均株価7,900円割れは、米国ダウ工業株30種平均の安値更新と、特にイラク情勢の一層の緊迫化に対する不安と警戒感の表れと思われる。
更にこの状況が深刻化すれば、金融機関を含む企業経営に大きな懸念を生じる恐れもあり、早急に政府・日本銀行が一体となった敏速な対応が必要である。

ただ、前回の湾岸戦争時には開始前の原油価格上昇や株価下落が、開始後の早期終結の見通しと共に急速に以前のレベルに戻ったこともあり、今後の見通しについては市場関係者による冷静な状況分析と対応を望みたい。

以上


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