ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

ここから本文です。

米国大統領選挙の結果について

社団法人 経済同友会
代表幹事 小林陽太郎

  1. 大統領選挙戦を通じて、閣僚候補を含むブッシュ・チェイニー大統領・副大統領候補のチームの方がより信頼性があると感じていたので、歴史的な激戦といわれる今回の選挙で、現職の副大統領であり、良好な米国経済を追い風に戦ったゴア候補を破り当選したブッシュ候補の勝利を歓迎したい。
  2. ブッシュ新政権には、最近の米国の外交において散見される一国主義的な印象を払拭し、世界の大国に相応しいリーダーシップを発揮してもらいたい。また、新政権が米国経済の舵取りを誤れば、世界経済に甚大な影響を及ぼすことになるので、安定性と信頼性のある経済運営を期待したい。
  3. 対日経済政策については、米国経済が急変しないかぎり、クリントン政権とブッシュ新政権とで、大きな違いはないだろう。如何なる状況下においても、対外経済関係で内向きにならないよう、大国に相応しい対外的な経済運営を期待したい。
  4. 対アジア外交・安全保障政策については、米国にとって21世紀の最初の10年で最も重要な課題であろう対中国関係において、クリントン政権よりも新政権の方が閣僚候補を見る限り、日米関係基軸路線やアジア全域の安全保障問題との政策の整合性や安定性が、また、結果として、より安定的な日米中関係も期待できると思う。わが国としては、朝鮮半島の動向も注視しながら、より主体性を持って日米同盟関係を深化させるとともに、良好な日米中関係を確立していくべきであろう。

以上


ローカルナビここまでです。

ここからサイトのご利用案内です。

スマートフォン版サイトに戻る

サイトのご利用案内ここまでです。