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「ブリッジバンク構想」について
1998年7月2日
社団法人 経済同友会
代表幹事 牛尾 治朗
「ブリッジバンク構想」が固まったことで、日本経済の長期低迷の主因となっている不良債権処理に向けた基本的枠組みができたことを歓迎する。
次の臨時国会で早期に法案を成立させ、直ちに実施に移す行動計画を国の内外に強くアピールすることで、金融システムへの信頼が回復し、経済の活性化につながることを期待する。
加えて、不良債権問題と並行して法人税減税・所得税減税等の税制改革の具体的試案をできるだけ早く示すことが重要であり、この二つが揃えば日本経済は明るさを戻すことができるであろう。
以上